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Vol14 台湾娘考察



Vol-14 台湾娘考察

 ゆっくりと進めてきた台湾娘の修理も実戦投入を機会に、修理で気がついた台湾車のユニークなところをあげてみます。そのあと修理費用も考えてみようかと思います。

台湾べスパの仕様の違い


台湾P200XE イタリアPX200E
webimg/VP13012_t.jpg

まず非常にユニークなのはリムのあるヘッドライトと楕円形をしたメーターです。インジケーターもウインカー、オイルレベル、ヘッドライト、ニュートラル、燃料と必要なものは全て揃っています。特にニュートラルは交差点で止まったときに非常に便利です。オイルレベルは私のモデルでは結線されていないようです。
ちなみに製造は日本計器です(笑)

こちらはPX200ですが、燃料計、燃料レベル、ヘッドライト、ウインカーでニュートラルはありません。
ヘッドライトリムも無いです。
スイッチ類は台湾もイタリアも同じです。
webimg/VP13004_t.jpg

大きな違いはリアウインカーの形状でしょうか。あとはシートがP200で使われているタイプです。あとバッジはP200XEからPX200Eに付け替えていますので、オリジナルだとすぐにわかります。

レッグシールドのリムがプラスチックで黒なのがおおきな特徴です。
webimg/VP1043_t.jpg

この車種は混合給油、セルなし、バッテリーなしですのでフロアにはシンプルに燃料コックとチョークだけです。

PX200Eは分離給油ですのでオイルタンクがあります。赤いのはオイルレベルインジケータですが、ここが割れてオイル漏れを起こすそうです。オイルタンクがあるのでチョークとコックの位置が変わっています。
webimg/VP1024_t.jpg
CDIはコイルと分離した形になっています。台湾125ESや最近のLMLとかも別になっていたと思います。おかげて部品の入手には困りません。

PX200は当然DucatiのCDIコイル一体型のものを使っています。壊れたら悩まずに交換すればいいのですが、高価なのが問題ですね。
こうしてみると、台湾物とはいってもエンジン周りはイタリアのPX初期とほとんど同じ、外観が多少違って使いやすいように拡張してあるといったところでしょうか?

修理にかかった費用概算

お次はこれだけの修理にかかった部品代を算出して見ましょう。

項目 費用
ベース車両 35,000
クラッチ、ブレーキレバー 2,500
クラッチケーブル 1,500
ギアケーブル 3,000
フロントブレーキケーブル 3,000
フロントメーターケーブル 1,500
Sebacフォーク 8,000
シートカバー 2,000
リアブレーキケーブル 2,000
エアクリーナーベロー 1,500
ハイテンションケーブル、プラグキャップ 2,000
プラグ 500
フロアレールセット 6,000
フロントボックスキー 3,000
クラッチプレート、その他 3,500
オイルシール一式 2,000
十文字 3,000
リアフォーク中古 3,000
ガスケットキット 1,500
リアキャリア、ボックス中古 7,000
特殊工具 5,000
塗装準備 5,000
塗料 25,000
ミラー一式 5,000
タイヤ、チューブ3本分 16,500
合計 148,000

  ここまでとことんやると部品代もばかになりませんね。以前からバイク10万円法則っていうのがあって、中古を買ってまともな状態に戻すと車両費用とあわせて最低10万はかかるというものです。今回はショックを換えたり、リアボックスをつけたのでさらに余計にかかっています。工賃なしでこのくらいの費用がかかるわけですから、やはり現行車両は程度のいい中古車を20万程度で買うのが正解ということです。逆に今回、最低限の補修で済ませれば費用は5万円以内で済んでいるはずです。結構大きいのが塗装をやり直すかどうかですね。ちなみに今回と同じ内容の作業をバイク屋でしっかりとやると新車を買ったほうが安いはずです。
今回はべスパの構造を理解する意味もあって、とことんやりましたが費用と時間を考えるとこのような作業はやはり、古い絶版車両にだけ行うべきなのがわかると思います。
まあ、そこは趣味の世界で、逆に乗っていてどこが悪そうかもなんとなくわかるようになってきたので、古い車両はできるだけ自分で修理してあげたほうがいいですね。

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